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突然ですが、eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)をご存知でしょうか?
eMAXIS Slimとは、三菱UFJ国際投信が提供する銘柄ブランドです。
投信ブロガーが選ぶ「Fund of the Year 2020」のうち、上記20銘柄以内に6銘柄が入賞するなど非常に高い人気を誇っています。
- 信託報酬が安い
- 人気銘柄が多くて純資産が高い
- 幅広く投資できる
まだ歴史が3年程度と若いブランドですが、合計の純資産額が7,000億円を突破するなど、大人気となっているeMAXIS Slim。
今回はそんなeMAXIS Slimについて、様々な観点で解説していきます。
先日解説したeMAXIS Neoとは違った特徴があるので、ぜひ見てください!
▼eMAXIS Neoの解説記事はこちら

王道の銘柄だからこそ、種類や特徴をちゃんと理解しておきたいよね。ぜひ最後まで見てくださいね♪
eMAXIS Slimの銘柄紹介
全13銘柄の紹介
eMAXIS Slimには13銘柄あります。
全13銘柄を一覧にすると以下です。
銘柄名 | 純資産 (2021年3月14日時点) | 信託報酬率 |
---|---|---|
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) | 292億円 | 0.1540% |
eMAXIS Slim国内株式(日経平均) | 96億円 | 0.1540% |
eMAXIS Slim国内債券インデックス | 122億円 | 0.1320% |
eMAXIS Slim国内リートインデックス | 64億円 | 0.1870% |
eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 1,775億円 | 0.1023% |
eMAXIS Slim先進国債券インデックス | 197億円 | 0.1540% |
eMAXIS Slim先進国リートインデックス | 59億円 | 0.2200% |
eMAXIS Slim新興国株式インデックス | 582億円 | 0.1870% |
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) | 3,161億円 | 0.0968% |
eMAXIS Slim全世界株式(除く日本) | 478億円 | 0.1144% |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 1,238億円 | 0.1144% |
eMAXIS Slim全世界株式(3地域均等型) | 32億円 | 0.1144% |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 827億円 | 0.1540% |
各銘柄の特徴
ほとんどが名称から中身を推測できるようになっていますので説明は省略しますが、分かりづらい2銘柄だけ補足します。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
に均等に投資する
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債権
- 先進国債権
- 新興国債権
- 国内リート
- 先進国リート
に均等に投資する

バランス良く投資できる仕組みになってるんだね!
eMAXIS Slim全体の特徴として、とにかく信託報酬が安いことが挙げられます。
それ以外は他の投資信託とあまり変わらないのですが、このメリットこそが人気の秘訣なのです。
eMAXIS Slim全体の所感
パフォーマンスが重要であることは当たり前として、投資信託は以下の要素が重要です。
- 信託報酬が安いこと
- 純資産額が高いこと
▼信託報酬と純資産額が重要な理由はこちらの記事で解説しています。
eMAXIS Slimのメリットとして、信託報酬が安いことに加えて、純資産額が高いことが挙げられます。
全13銘柄のうち、信託報酬Best3と純資産額Best3を見てみましょう。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式3種(除く日本、オールカントリー、3資産均
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
信託報酬と純資産額を見る限り、eMAXIS Slimは非常に優秀なファンドと言えるでしょう。
実際、私もポートフォリオに組み込んでいます。

長年に渡って積み立てるからこそ、丁寧な銘柄選定をしたいね!
逆にデメリットとして、インデックスに投資するため特定の成長銘柄への集中投資ができない点が挙げられます。
では、パフォーマンスはどうでしょうか??
それぞれの銘柄を比較していきましょう。
eMAXIS Slimには13種類ある。信託報酬が安く、純資産額が高いため、投資家から絶大な人気を誇っている。
信託報酬と騰落率で全銘柄を比較してみた
こちらが本記事のメインとなる章です。
eMAXIS Slimの直近1年間の騰落率、信託報酬、純資産額を1つの図にしてみました。
(バブルの大きさは、純資産額の大きさを表しています)
難しいことは考えず、「図の左上にあって円が大きいほうが好ましい」とだけ覚えておいてください。
▼結果はこちら

結果を見ると、米国株式(S&P500)、先進国株式が信託報酬、騰落率、純資産額のいずれも優れた傾向を示していることがわかります。
パフォーマンスだけで見ると、国内株式(日経平均)が最も優れているのは意外でした。

逆に、リート全般、債権、8資産均等型は微妙な結果だ…
近年は特に米国株式の地合が良いので、米国株式は最強!という結果ですね。あくまで直近1年間の騰落率しか見ていないので、コロナショックの影響が大きく、リートは残念な結果となりました。
ちなみに、私は投資信託のスポット投資用にLINE証券を利用しています。LINE証券を使うことで、複利効果を最大化させることにチャレンジしています。
ところで、私は米国株式や先進国株式にばかり投資するのは危険だと考えています。
その理由は、為替レートです。
為替レートを気にされている方は少ないと思うのですが、実は利益を大きく左右する要素です。

外国株に投資すること自体にリスクがあるなんて知らなかった…
そのため、ポートフォリオの中に日本国株式などを含めておくとより安全だと考えています。
結論としては、米国株式や先進国株式を中心としつつ、日本株や新興国を取り入れたポートフォリオが最強だと考えています。
米国株の成績がいいからといって、全振りは危険。為替レートの影響も考えて、バランス良く投資することが大切。
参考にしている書籍
今回は、大人気のeMAXIS Slimですが、銘柄ごとに特徴があることが伝わったかと思います。
▼私達が参考にしている書籍はこちら
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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