
投資信託はやっているけど、資産が増えるペースが遅すぎる。もっと効率的な方法はないの?
こんなお悩みを解決します。
- 倍速で資産を積み上げる方法2選
- レバレッジ投資のメリット・デメリット
- スポット投資が重要な理由
皆さんは、iFreeレバレッジという投資信託ブランドをご存知でしょうか?
iFreeレバレッジでは大きなリターンが期待できる反面、あまり知られていないリスクがあるんです。
本日は、iFreeレバレッジのメリット・デメリットについて解説していきます。

今回お伝えする、デメリットが非常に重要。このリスクに気付いているかどうかで、期待リターンが大きく変わるので要注意!
iFreeレバレッジとは?

iFreeレバレッジとは、大和証券アセットマネジメントが提供する投資信託のブランドです。一番の特徴は、その名の通り「レバレッジ」を利用した投資が可能な点です。
担保となる手元資金の何倍もの取引を行うこと。元手が10万円でレバレッジ2倍なら、10万円×2=20万円分の取引が可能となる。
通常の投資信託とは違い、レバレッジをかけた取引を行うことで大きなリターンが期待できるのです。
FXなどで聞いたことがあるかも知れません。
「レバレッジ=借金を背負う場合もある」と思っている方がいるかもしれませんが、iFreeレバレッジでは負債を背負うリスクはないため、その点は安心して下さい。
「iFreeレバレッジ」の銘柄は、全部で4銘柄あります。
- iFreeレバレッジ S&P500
- iFreeレバレッジ NASDAQ100
- iFreeレバレッジ NASDAQ次世代50
- iFreeレバレッジ FANG+
上記のとおり、iFreeレバレッジでは米国株式インデックスにのみ投資が可能です。
レバレッジの倍率ですが、iFreeレバレッジでは全て、対象となるインデックスの2倍の値動きとなることを目標としています。

2倍の値動き…?難しいので、もっと分かりやすく教えて!
それでは、iFreeレバレッジのメリットとデメリットを具体的に見ていきましょう。
メリット:倍速で資産を増やせる

先ほどお伝えした通り、iFreeレバレッジの倍率は2倍なので、実際の値動きの2倍となります。これは例えば、S&P500の価格が2倍になれば、基準価額が4倍になるということです。
以下はレバレッジ2倍の例です。実際の値動きに対して2倍の割合で変動しているのが分かると思います。

そのため、上昇相場では一般的な投資信託よりも効率的に資産を増やすことができるんです。
デメリット:横ばい相場では基準価額が落ちる
レバレッジ銘柄は、横ばい相場で基準価額が落ちていきます。
これは「倍率の罠」と言われる効果によるものです。
以下に例を用意しました。この例では、インデックス価格が【1000円→900円→1000円→900円→ …】と横ばいに推移した際の基準価額を示しています。


元の値動きが横ばいなのに、基準価額が落ちている…
なぜ、こんな不思議なことが起きるのでしょう?
こればかりは、具体的に計算してみないと伝わらないので、一応書いておきます。(余力がある方だけ見てください)
インデックスAが1000円→900円(-10%)となったとき、基準価額は1000円→800円(-20%)となります。インデックスAが-10%動いたので、2倍の-20%動く。これは分かると思います。
同様に続けると、次にインデックスAが900円→1000円(+11%)となって価格が元に戻ったとき、基準価額は800円→978円(+22%)となります。
ほら、基準価額が戻っていないですよね?
これこそが「倍率の罠」です。
レバレッジ銘柄では倍率の罠にかかり、相場が横ばいなのに基準価額が目減りしていってしまうのです。
これが、iFreeレバレッジの最大のデメリットであると言えるでしょう。
全銘柄を1つの図で表してみた
全4銘柄について、純資産額と信託報酬で1つの図にしました。
(ファンドが若くて騰落率はまだ得られないので、今回は対象外としました)
▼結果はこちら

結果を見ると、「iFreeレバレッジNASDAQ100」のみ純資産額が大きく、それ以外はあまり純資産額が高くありませんでした。信託報酬については、「iFreeレバレッジFANG+」と「iFreeレバレッジNASDAQ次世代50」は1.0%を超えていて比較的高いようです。

おすすめ銘柄は…?
個人的には、信託報酬が高い銘柄はあまりおすすめできません。
また、純資産額が低い場合は償還リスクが高まるため、これもおすすめできないです。
そのため、iFreeレバレッジに投資したいなら、「iFreeレバレッジNASDAQ100」を選択すべきだと思います。

ポートフォリオに加えてみようかな~
レバレッジ銘柄を活用すれば圧倒的に速く資産を築けるため、個人的にはポートフォリオに加えることをおすすめします。
レバレッジ銘柄に関しては値下がり時のリスクが大きいため、積立設定するのではなく、価格が下がった時に大きくスポット買いするのが最適解だと思います。
まとめると、『レバレッジ銘柄が安くなったときに、スポット買いをする』ことで、非常に速く資産形成できると考えます。
効率的にiFreeレバレッジをスポット買いできるサービス4つ
手数料無料で、手軽にスポット投資できるサービスをランキング形式にしてみました。
- LINE証券
- 楽天証券
- SBI証券
- SBIネオトレード証券
1つずつ解説していきます。
1.LINE証券
オススメ度:
口座開設が3分で完了し、完全スマホ対応の証券会社。
私が知る限り、業界で最も簡単に操作できる証券会社です。
手数料が業界最安値クラスで、株のタイムセール時は最大7%安く買えるのでおすすめ。
また、LINEメッセージで最新の投資情報が送られてくるので、これだけでも口座開設の価値あり。
2.楽天証券
オススメ度:
【公式】https://www.rakuten-sec.co.jp/
取扱い銘柄数が非常に多く、ランキング形式で投資信託の情報が見られるのでおすすめ。手数料も比較的安い。
また使っている人が全国でトップクラスに多いので、そこも安心。
3.SBI証券
オススメ度:
SBI系列の証券会社は3つあるが、こっちが本流のSBI証券。
Tポイント投資ができるため、こまめにスポット買いが可能なのが嬉しい。
4.SBIネオトレード
オススメ度:
【公式】https://www.sbineotrade.jp/
旧ライブスター証券。手数料が比較的安く、スマホアプリの機能が豊富で使いやすい。ハイクラスのトレーダーに向いている印象。
証券会社大手なので、そこも安心です。
スポット投資のサービス:迷ったらこれ!

結局どれを使えばいいのか分からない…
という方には、LINE証券がおすすめです。
株のタイムセール時だけ買うもよし、投資信託のスポット買いもよし。
また、無料でLINEメッセージが届くのでお得感があります。
しかも、LINE証券は面倒なハガキの郵送なども一切なく口座開設できるので楽です。
レバレッジとスポット投資を活用して、最速で資産形成しよう。
いかがだったでしょうか?
効率的に資産形成するために、レバレッジ銘柄が安くなったタイミングでスポット投資する方法をご紹介しました。
FIREを急ぎたい方は、ぜひ試してみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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