DINKs(ディンクス)の隠れたリスクとは?後悔するパターンを解説!【共働き夫婦が子なしを選ぶメリットとデメリット】

こんな人へおすすめの記事
  • まだ子供がいない共働き夫婦
  • 将来の子育てに対して不安がある夫婦
  • 現在の夫婦生活に満足している夫婦

DINKsという言葉を聞いたことがありますでしょうか?

今回は、私達なりにDINKsについて考えたことをお伝えしていきます。

テントくん

難しいテーマだけど、避けては通れない道だもんね。最終章に、私達が選択した答えも記したいと思います。

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もくじ

DINKs(ディンクス)とは?

日本語に略すと、「子作りをしない共働き夫婦」です。

DINKsの条件は、以下の2つだと言われています。

DINKsのポイント
  • 共働き夫婦であること
  • 本人の意志で”子なし”を選択していること

よく勘違いされがちなのが、「子供を作らなければ、それってDINKsなんでしょ?」というものです。

少し違うのは、共働きで経済的に余裕があるにも関わらず、というところ。

これまでの日本社会は、「結婚をしたら子供を作るのは当然!」という考え方が一般的でした。

しかし令和の時代では、もはや古い考え方になりつつあるようです。

テントくん

多様性が認められる社会になりつつある証拠だね。

では、なぜDINKsを選ぶ夫婦が増えているのでしょうか?

DINKsのメリット、デメリットを見ていきましょう!

DINKsのメリット

金銭的に余裕が出来る

総務省の統計によると、共働き世帯の平均年収は733万円と言われています。

手取りだと600万円程度でしょうか。

……少なくない?

と思った方もいるでしょう。

もちろん夫婦で生活するには困らない金額ですが、子育て…それも複数の子供となると、かなり過酷な節約生活が強いられます。

子育てで最もお金がかかるのは、学費です。

小学校~高校はまだマシですが、その後の進路が有名私立大学となると、年間100万~200万円の学費がかかってしまいます。

仮に子供が3人だと仮定すると、年間で300万円~600万円も必要となります。

テントくん

なんだか、両親に感謝しちゃうよね…

子供を産む決断をした場合、人によりますが、これまでの夫婦生活は諦めなくてはいけなくなるのが現実なんですね。

一方、DINKsを選択した場合は子供に費やすお金が存在しないため、自分達の好きなことに目いっぱいお金を注ぎ込むことができるんです!

人生は一度きり。

子供のためではなく、「自分のためにお金を使う」という選択肢もステキですよね。

子供を産まないことで、自分のための自由な人生を歩むことができます。

金銭的に余裕ができ、好きなことにお金を使うことが出来る!

時間に余裕が出来る

育児に要する時間は、想像よりも大きいです。

子供が小さなうちは育児や保育園の送り迎えで忙しくなりますし、大きくなっても子供を遊びに連れて行く必要があります。

これまで子無しだった夫婦にとって、子供に時間が奪われたように感じてしまうのも無理ありません。

特に、趣味に時間を費やしてきた人にとっては、人生の楽しみがなくなってしまう可能性すらあります…

テントくん

私の場合は、好きなテレビ番組が見れなくなったり、ブログの投稿ができなくなっちゃうと悲しい…

一方で、DINKsの夫婦は自分達のために時間を使うことができます。

「自分の時間を大切にしたい」と考えている夫婦にとっては、これはとても重要なことです。

また、日々の生活にゆとりができることで、趣味の幅が広がったり海外旅行に出かけたりと、好きなことに没頭することができます!

とっても素敵な生活ですよね。

私たちは現在子供がいませんが、二人きりの時間を利用してVODサービスを楽しんでいます。

テントくん

2人きりだと、とにかく自由時間が増える。

共働き世帯なら、ルンバなどを活用することでさらに時間の捻出ができるのでおすすめです。

夫婦で過ごせる時間が増えるので、生活にゆとりができる。

いつまでも夫婦仲を維持できる

子供が生まれたことをきっかけに夫婦の時間がなくなり、夫婦仲が悪くなったというケースは少なくありません。

例えば、子供の送り迎えをどっちがやるだとか、子供の寝かしつけなどを押し付けるだとか、些細なことから心がすれ違っていくケースがあります。

一方、DINKsの場合にはそういった要因がないため、カップルの頃と同じ関係で居続けられるんです。

想いやるべき対象者が1人だからこそ、その人に十分な気づかいができるんですね。

まさに永遠の愛とも言えるのではないでしょうか。

カップルの頃のまま、いつまでも夫婦で仲良くできる。

DINKsのデメリット(リスク)

子持ち家庭が羨ましくなる可能性がある

個人的には、これが一番大きいと感じます。

若い頃は、「子供なんていらない」と思っていても、生涯に渡って同じ気持ちでいられる保証はないのです。

例えば、仲のいい友人や同級生などに子供が生まれて、忙しくも楽しげな様子を肌で感じて羨ましくなるかも知れません。

ですが、後悔しても手遅れとなる場合があります。

なぜなら、女性が子供を産める年齢は限られているからです。

妊娠の適齢期は20~35歳と言われており、それを過ぎると不妊症や障碍児のリスクが格段と上がってしまいます。

テントくん

タイムリミットがあるからこそ、後悔する選択は避けたいですよね。

一度進んだら引き返せない道である以上、DINKsにはリスクが伴うのです。

DINKsを決断する場合は、夫婦でたくさん話し合って、二人とも絶対に後悔しないことを誓い、確認し合う必要があると言えます。

妊娠には適齢期(タイムリミット)があるため、後で修正が効かなくなる。

老後の介護をしてくれる相手がいない

自分たちが歳をとったときに、介護をしてくれる相手がいません。

もちろんパートナーは献身的に介護をしてくれるでしょうけど、パートナーもそれなりに歳をとっているはずなので、体力的にも限界があります。

今は甘く考えていても、歳をとってからの介護がどれほど辛いかは当事者にしか分かりません。

テントくん

今は足腰が元気だけど…未来は誰にも分からないからね。

ですが介護の問題は、金銭によって解決できる可能性があります。

現代には老人ホームがあるため、子供に費やさなかった分のお金を貯蓄しておくことで、自分自身の介護費用に回すことができるんです。

老人ホームは5年間で2000万円ほどかかると言われています。これは子供1人を育てるのにかかる費用とほぼ同程度です。

  

老人ホームってかなりお金が必要なんだね…

大きな金額ですが、若いうちから計画的な貯蓄ができれば、この問題はさほど大きくないと見ていいでしょう。

肝心な貯蓄方法ですが、「現金で貯蓄する」のはNGです!

つみたてNISAなどを活用して、若いうちにFIREできるように計算することが大切です。ぜひ関連記事をお読みください!

介護を頼れる相手がいなくても、資産形成で解決できる場合がある。

パートナーに離婚される可能性が高まる?

子供がいるということは、離婚されにくい環境を作ることにも繋がります。

なぜなら、子供がいる状況下だと安易に離婚という選択肢を取りづらいからです。

子供ができると、親はなんだかんだ子供を最優先して考えます。子供の生活環境や転校などを考慮して、「子供のために、離婚を我慢しよう…」となるケースがあります。

これは、離婚したくない側としてはメリットとなります。言い方が悪いかも知れませんが、子供は離婚にとって大きな盾となるんですね。

親はなんだかんだ、子供を優先して考えがち。

後悔しない”道”を考えることが大切

いかがでしたでしょうか。

私達の結論ですが、子供は欲しいと考えています。

ですが、DINKsの方々の考え方を否定するつもりは一切ありませんし、共感もできます。

それに、状況が変われば私達もDINKsになり得ます。多様性が認められる社会だからこそ、選択肢は増えていきますよね。

人生は決断の連続です。

自分にとって正しいと思える道を選べるように、常日頃から自分たちの将来について考え続けることが大切なのだと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

テントくん

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